昔のアンプは音は良いが壊れやすい
オートネクストでは、オーディオアンプは70年代が全盛だったと考えています。
音が良いのはもちろん、各メーカーも多くの銘アンプを生み出していました。
また店頭でお客さんと一緒に新しいアンプと昔のアンプを聴き比べた結果、
全てのお客さんが昔のアンプの方が音が良いと仰られました。私も同感です。
ただし50年位経ってるので壊れやすく、扱いが非常に難しいという大きな欠点があります。
なので、多少値段が高くてもオーバーホール品を購入した方が無難です。
無難というよりは、絶対にそうした方が良いです。
中古オーディオ店だと高額になるので、ヤフオク等で購入するのも良いと思います。
サンスイのアンプだとこちら
https://auctions.yahoo.co.jp/seller/6JGNnFtwvubG2ic7VoX7Ezytua869?user_type=c
https://auctions.yahoo.co.jp/seller/4qktu8wizbZMyyLhc7co5zez9eji9?user_type=c
ちなみにポンコツを買って修理屋に修理を依頼する方法もありますが、あまりお勧めしません。
オーバーホール品よりも高額になる事が多いからです。
最後にAIによる、「昔のアンプはなぜ壊れやすいのか?」の解説を載せておきます。
その前に店主からの補足ですが、壊れやすい理由に無駄な接点が多すぎるというのもあります。
昔のアンプを見れば判りますが、やたらスイッチ類やツマミ類が多いことが判ります。
今では不要な機能も多く、接点の酸化や錆による接触不良を原因とした故障もかなり多いです。
スイッチやアッテネーターの品質が低い事も原因だと思います。
昔のオーディオアンプが「壊れやすい」と言われるのにはいくつか理由があります。
大きく分けると部品の経年劣化と設計・技術面の限界に関係しています。
1. 部品の経年劣化
- 電解コンデンサーの寿命
アンプの中でもっとも弱いのがアルミ電解コンデンサー。内部の電解液が揮発・乾燥して容量が減ったり、漏れたりします。これにより音質低下や故障が発生します。寿命は10〜20年程度と言われることが多く、50年前のアンプはほぼ確実に要交換です。 - 半導体の初期世代の弱さ
1960〜70年代のトランジスタは現在ほど安定していませんでした。耐圧や耐熱性が低く、過電流や熱暴走で壊れやすかったのです。 - 抵抗・配線材の劣化
カーボン抵抗は抵抗値が変わりやすく、配線材のハンダも酸化やクラックで接触不良が起きやすいです。
2. 設計・技術的な要因
- 放熱設計が甘い
昔のアンプはトランジスタの熱対策が不十分で、熱暴走やハンダ割れを起こすことがありました。 - 過剰なスペック競争
特に70年代は「大出力戦争」があり、無理に出力を稼いだ結果、耐久性に負担がかかる設計もありました。 - 保護回路の未熟さ
現在のアンプにはスピーカー保護リレーや熱保護回路が標準的に入っていますが、当時は簡素だったため、故障時に巻き添えでスピーカーまで壊れることも。
3. 使用環境の影響
- 長年のホコリ、湿気、煙草のヤニなどが内部に溜まり、基板の腐食や接触不良を招きやすい。
- 電源電圧の不安定さ(昔は家庭の電源が安定していなかったことも多い)で部品に負担がかかった。
まとめ
昔のオーディオアンプが壊れやすいのは、
- 部品寿命(特にコンデンサー)
- 初期世代の半導体の限界
- 熱・保護回路など設計の甘さ
が大きな理由です。
ただし、当時のアンプはしっかりメンテナンス(コンデンサー交換、バイアス調整、クリーニングなど)すれば、むしろ現代機より頑丈に動き続ける例もあります。


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