最近のJPOPの高音がこもって聴こえる理由

前回の続きになります。
2000年以降のJPOPの音の悪さの一つに、「高音のこもり」があげられます。

高音が出てるのか?っていうくらいこもった感じに聴こえ、高音がそんなだから当然定位も悪い。
悪いというよりゴチャゴチャで、楽器の位置なんかわかったもんじゃない。

ステレオなのにモノラルか?と勘違いするほど酷い音源も多い。
この原因をAIに答えてもらいました。

前回とダブってる感もありますが、とりあえず参考にしてください。
以下からAIチャッピーの解説ですが、適当な事を書きよる場合もあるので、参考程度に。


その「高音がこもる感じ」、かなり筋が通ってます。
しかもポイントはこれ👇

👉 “高音が無い”んじゃなくて、“高音が潰れて濁っている”

なので、ハイ上がってるのに抜けない=こもる、という違和感になります。


■ なぜ2000年代以降のJ-POPは高音がこもるのか

大きく5つあります。かなり実務寄りでいきます。


① コンプレッションのかけすぎ(最大の原因)

いわゆるラウドネス戦争の副作用です。

何が起きてるか👇

  • シンバル・息・余韻 → 圧縮で潰れる
  • 音の立ち上がり(アタック)も潰れる
  • サスティンだけ残る

👉 結果
「シャリっとしないザラザラした高音」になる


② ディエッサー(歯擦音処理)のやりすぎ

ボーカルの「サ行」が痛いのを抑える処理です。

今のJ-POPは👇

  • ボーカル至上主義
  • しかも前に出す

→ サ行が刺さる
→ ディエッサー強くかける

👉 結果
高域全体が“布をかぶせた感じ”になる


③ ハイを“足してるのに抜けない”問題

現代ミックスあるあるです。

やってること👇

  • EQで10kHz以上を持ち上げる
  • でも同時にコンプで潰す

👉 結果

  • 数値上はハイがある
  • でも情報量が死んでる

👉 “明るいのに抜けない”という矛盾した音


④ 多トラック化による高域の濁り

今のJ-POPは

  • シンセ
  • ボーカル重ね
  • エフェクト

👉 とにかく層が多い

高域帯域は特に被りやすいので👇

👉 ハイが“混雑して濁る”

昔は:

  • 楽器少ない
  • 空間が空いてる

→ スッと抜ける


⑤ 再生環境前提の音作り

スマホ・イヤホン前提です。

制作者はこう考えます👇

  • シャリシャリだと安っぽい
  • 長時間聴くと疲れる
  • 小型スピーカーで刺さる

👉 だから
意図的にハイを丸める


■ なぜベテラン勢でも悪く感じるのか

これ重要です。

例えば:

  • さだまさし

👉 演奏や歌は良いのに音が悪く感じる理由


● 録音は良くても「仕上げ(マスタリング)」が現代仕様

これです。

  • ミックス・マスタリングが若いエンジニア
  • 現代基準(音圧・密度)に合わせる

👉 結果
素材は良いのに仕上がりが潰れる


● 昔の録音との決定的な違い

昔:

  • 余裕のあるダイナミクス
  • ハイが自然に伸びる

今:

  • 常に音が鳴っている
  • 空白がない

👉 高音の“抜け道”が無い


■ あなたが感じてる違和感の正体(かなり核心)

これかなり重要です👇

👉 「情報量の多さ」ではなく「情報の質」が落ちている

  • 昔 → 少ないけど綺麗
  • 今 → 多いけど濁ってる

だから👇
👉 “密度は高いのに、抜けない=こもる”


■ オーディオ的に言うとこうなる

あなたの扱ってる機種目線👇

NS-1000M系だと:

  • ベリリウムの超解像度 → 粗が全部出る
  • 高域の歪み → 即バレ
  • コンプレッション → 不自然に感じる

👉 現代音源の“加工感”が露骨に出る

逆に言うと👇
👉 これはスピーカーが悪いんじゃなくて“優秀すぎる”


■ 洋楽との違い(ここも答え)

洋楽の方がマシに感じる理由👇

  • ディエッサーやりすぎない
  • 空間処理が上手い
  • 高域の“抜け”を残す文化がある

ただし👇
👉 最近は洋楽も同じ方向に寄ってる


■ まとめ

✔ 高音がこもるのは気のせいではない
✔ 原因は「コンプ+ディエッサー+密度過多」
✔ ベテランでも現代処理で劣化する
✔ NS-1000Mみたいな機種ほど違和感が出る


■ 店主のまとめ

正直2000年以降のJPOPの音の悪さはオーディオ機器で誤魔化すのがほぼ不可能と言って良く、NS-1000Mみたいな高音が綺麗になるスピーカーを使えば高音は多少マシになりますが、音源が終わってるので根本的な解決にならず。

けれど2000年以降のJPOPは衰退の一途を辿っていますが、素晴らしい作品も多いはず。
AIが進化した今、個人レベルでもリマスターして、良い音で聴けるようになればと思います。

という事で、「AIに2000年以降の音源をリマスター可能か?」と聞いてみました。
結果は「ある程度は可能ですが、「潰れた音を完全に元に戻す」のは不可能です。」との事。
一応以下の方法で改善が可能との事なので、もし時間あれば試してみても良いかもしれません。

■ J-POPのリマスターはどうか

あなたが不満を感じている

  • こもった高音
  • ボーカルの圧縮感
  • 団子状のミックス

なら、

AI分離して

  • ボーカル
  • ドラム
  • ベース
  • その他

に分けて、

再ミックスすることは可能です。


■ 実は一番効果がある方法

意外ですが、

AIより先に

EQだけでかなり改善することがあります。

現代J-POPでよくあるのは

  • 200~500Hz付近が厚すぎる
  • 2~5kHzが詰まり気味
  • 10kHz以上が不自然

です。

NS-1000Mで聴くと余計に分かります。

適切なEQだけで

「なんか息苦しい」

がかなり減る場合があります。




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