意外な重要アイテム~オーディオラックについて
アンプやプレーヤーを設置するうえで、ラックは欠かせない存在です。
オーディオ界隈ではスピーカーやアンプほど話題になりませんが、
実は音質や使い勝手に大きく影響する重要なアイテムです。
機器はすべて、設置面からの振動の影響を受けます。
そう考えると、ラックの重要性は決して小さくありません。
ここでは、ラック選びのポイントを簡単にまとめます。
※機器が少ない場合は、床にボードを敷いて設置する方法もあります。
ラックはオーディオ用途を選ぶのが無難
私はいわゆる“オーディオオカルト”は信じないタイプですが、
振動対策という観点では、オーディオ用ラックには一定の意味があると感じています。
ホームセンターなどで販売されている一般家具は、
見た目は木製でも内部が中空構造のものが多く、剛性が十分でない場合があります。
その結果、
- 低域が緩む
- 音の輪郭が曖昧になる
と感じることがあります。
一方、オーディオ用ラックは、
- 棚板の密度が高い
- 柱が頑丈
- 振動対策が考慮されている
といった設計がされていることが多く、
安定感のある音になりやすい印象です。
棚板は木製が基本
多くのオーディオラックは、
- 棚板:木製
- 支柱:金属製
という構造です。
材質や内部構造によって価格や音の傾向は変わりますが、
基本的には「剛性」と「重量」が重要です。
ヤマハのGTラックのように、
厚みのある板材を使った構造も安心感があります。
棚板がガラス製のモデルもありますが、
無難に選ぶなら木製棚板がおすすめです。
ただし、しっかりと振動対策が施されていればガラスでも問題ない場合もあります。
高さは欲張らない
ラックの高さは、個人的には4段程度までが扱いやすいと感じています。
段数が多くなると、
- 重心が高くなる
- 上段ほど揺れやすい
という問題が出てきます。
柱が木製の場合は、3段程度までに抑えた方が安心です。
機器が多い場合は、縦に積むよりも横長のホームシアター用ラックを選ぶ方が安定します。
キャスターは問題ある?
キャスターは音に悪影響があるという意見もあります。
しかし私の経験では、
キャスターの有無による明確な音の違いは感じませんでした。
むしろ、掃除や配線変更の際に動かせる利便性の方が大きいと感じます。
基本的には、
機器を置く面の剛性の方が重要
だと思います。
※ただし、キャスターが無い方が理論上悪影響が無いのは確かです。
不要なら、キャスター無しを選択する方が良いかもしれません。
おすすめラック
コストパフォーマンス重視であれば、
サウンドマジック(ネットワークジャパン取り扱い)は安定した選択肢です。
価格帯の割に剛性が高く、必要十分な性能があります。
もちろん、より高額なラックもありますが、
一般的な環境では過度に高価なモデルでなくても十分対応可能です。
まとめ
ラック選びのポイントは、
・オーディオ用途を選ぶ
・棚板は密度のある木製が無難
・高さを欲張らない
・剛性と重量を重視する
ラックは脇役ですが、
土台がしっかりすると機器本来の性能が出やすくなります。
スピーカーやアンプに目が行きがちですが、
足元も意外と大切です。


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