スピーカースタンドはかなり重要です


~スピーカースタンドについて~

スピーカーをどこに、どのように設置するかは、実は非常に重要です。

私の経験上、ケーブルや電源にこだわるよりも、まず優先すべきはスピーカースタンドだと考えています。

今回はスピーカースタンドについて、実践的なポイントを簡単にまとめます。
参考になれば幸いです。


スピーカースタンドで音は大きく変わる

特に小型スピーカーの場合、スタンドによって音質は驚くほど変化します。

スタンドは単なる「台」ではありません。
スピーカーの振動を適切に支え、不要な共振を抑え、本来の実力を引き出す重要なパーツです。

電源やケーブルに投資する前に、まずはしっかりしたスタンドを導入することをおすすめします。


スピーカースタンドの種類と最低限の品質

スタンドには主に、

  • 金属製
  • 木製
  • 複合素材(ハイブリッド)

があります。

どれが絶対に優れている、ということはありません。
設置環境やスピーカーとの相性によって変わります。

ただし共通して言えるのは、

・軽すぎるもの
・剛性の低いもの
・作りがチープなもの

は避けた方が無難ということです。

木製スタンドの場合

密度が低く軽量なものは、音が膨らみすぎて輪郭が甘くなる傾向があります。
できるだけ重量があり、しっかりした作りのものを選びましょう。

金属製スタンドの場合

剛性が不足しているものは共振が発生しやすく、音の解像度が落ちることがあります。
こちらもある程度重量があり、安定感のある製品がおすすめです。

結論としては、「素材」よりも「剛性と重量」が重要です。


スピーカースタンドは中古で十分

スタンドは基本的に消耗品ではありません。
傷や汚れはつきますが、性能自体が劣化することはほとんどありません。

そのため中古で十分です。

オーディオ店やオークションを定期的にチェックすれば、
定価の半額以下で入手できることも珍しくありません。

急ぎでなければ、中古を狙うのが賢い選択です。


30cmクラス大型スピーカーの場合

センモニやセプターなどの大型モデルではどうするべきか。

まず手頃な選択肢としては
**ハヤミ工産(HAMILEX)**のスタンドがあります。
価格も比較的良心的で、必要十分な性能を備えています。

また、80~90年代に
オンキヨーやダイヤトーンが純正で販売していた大型スピーカー用スタンドも、中古市場で比較的安価に流通しています。

非常に頑丈で、音質的にも優秀なものが多く、実用性は高いです。


小型ブックシェルフ用スタンドのおすすめ

小型スピーカー用としては、
**ティグロン社のマグネシウムスタンド(MGTシリーズ)**は非常に完成度が高い製品です。

バランスが良く、解像度や定位感が大きく向上します。
中古市場に出ることもあるため、見つけたら検討する価値は十分あります。

同系統の製品として「KRYNA」ブランドのモデルもあります。
味付けは多少異なりますが、どちらも高品質な選択肢です。


大型スピーカー用ベース

大型機種の場合、ティグロン社のスピーカーベースも優秀です。
ただし価格は高めで、中古市場でも流通量は少なめです。

導入に余裕があれば、という位置付けでしょう。


まとめ

・スピーカースタンドは音質に大きく影響する
・素材よりも剛性と重量が重要
・中古活用は非常に合理的
・まずは土台を固めることが音質改善の近道

ケーブルやアクセサリーに目が向きがちですが、
まずは足元を固めること。

それだけで、スピーカーの表情は大きく変わります。


スタンド選びに迷われた場合は、お気軽にご相談ください。
機種や設置環境に合わせたご提案をいたします。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA